備えや準備を見直してみる

こんにちは。
心理カウンセラー&カラーセラピストの細淵です。


今日は防災の日でしたね。
学校や企業でも避難訓練が
あったのではないでしょうか。

電車でも地震を想定した
運転訓練をしていたようですよ。
普段何気なく使っている交通機関も
災害時にはどうなってしまうのか・・・
考えるだけでも、怖いですよね。


私は避難訓練といえば、小学生のころが
一番印象に残っています。

年に何回かあったと思いますが、
防災頭巾をかぶって外まで避難したり、
9/1には保護者が迎えに来てくれる
「引き取り訓練」というのもありました。



以前どこかで聞いた
避難訓練をなぜするのか?という話。

避難訓練は、地震が起こったと想定して、
実際に隠れたり、避難したりしますよね。

何も起こっていない日常でするので、
何となく身が入らない人もいるかもしれません。
私も学生のときはそんな感じでした。

有り難いことに実際は何も起こっていないから
「安全だ」と感じて、平常心で臨めます。

実はこの安全な環境で平常心で行えることが
避難訓練では大切なんだとか。


あまり考えたくはありませんが・・・
実際に自然災害が起こってしまったとき、
人は当然パニックになります。

一方、避難訓練では平常心で
災害時の行動をたどることができます。

どこに向かうべきなのか?
何をすべきで、何をしてはいけないのか?

安全が確保された環境で、
身体にその行動を覚えさせることができます。
いざというとき、身体が勝手に動くように。


安全な環境で平常心に近い状態だからこそ、
万が一のときの備えができるわけです。
それが避難訓練なのですね。

そしてその備えが、
必要なときに力となってくれます。




ところで、「備えが力になる」のは
もっと身近な日常でもよくあることです。

例えば、
プレゼンやスピーチの練習、
予備を多めに用意する、
蓄えを増やしておく、
あらゆる可能性を予め考慮する・・・

それらはきっと、自信や成長、
安心感、リスク回避などにつながります。

備えが十分にある場合と、
全く備えがない場合をイメージすると、
心の持ちようにも違いがあることに気づきます。


ときには、備えや準備に
じっくり時間をかけてみてはいかがでしょうか?(^^)